2018年9月定例会 意見書趣旨弁明
意見書本文はこちらから → http://urx3.nu/RumZ 議員提出議案第12号国などによる障害者雇用水増し問題の徹底した真相解明を求める意見書について、提出者を代表して趣旨弁明を行います。
8月以降、中央省庁を皮切りに地方自治体でも、公の機関で障害者雇用の水増し、または不適切な算定が行われていたことが、次々と明らかになりました。今定例会の一般質問でも、この問題について取り上げられました。この障害者雇用水増し問題は、障害者の自立を支援する政策への信頼を失墜させかねない問題です。率先して障害者雇用に取り組むべき立場にある中央省庁や自治体が、その雇用者数の割合を水増ししており、中央省庁が不適切に算入していた人数は、昨年6月時点で3,460人に上ります。まさに、障害者が働く場を広げる政策が、形ばかりではないのかと疑われてもやむを得ない状況です。
公的機関や民間企業は、障害者雇用促進法により、一定割合以上の障害者を雇うよう義務づけられています。その雇用率は、国や自治体が2.5%、民間企業が2.2%と定められ、算入する対象者は、原則、身体障害者
2018年9月定例会 質疑
【太田】 ただいまの委員長報告のうち、議会運営委員会の委員長報告について質疑を行います。
議員提出議案第6号のうち、傍聴人への議案等の審査資料の提供についてお伺いいたします。
賛成の委員は、委員会資料についても可能な限り傍聴人に提供すべきという御意見であったということです。また、反対の委員からは、これまでの議会改革によって、市民に向けた情報提供は進んでいるという御意見があったということでしたが、この市民に向けた情報提供が進んでいるということは、恐らく政務活動費や、海外視察の成果報告書のホームページでの公開を指しているものと思われますが、少し論点がずれていると思います。
我々が提出した議員提出議案第6号における市民への積極的な情報提供というのは、現在、わざわざ委員会に来てくださった傍聴人に資料を提供することなく回収されていること、つまり、委員会における傍聴者への資料提供を指していますが、これについての反対意見は、どのようなものがあったのか。また、委員会の傍聴者への資料提供ができないことの障壁は何なのか、お答えください。 【議会運営委員長】 た
2018年9月定例会 議案質疑
【太田】 今定例会に提出されております議案について質疑を行います。 初めに、議案第83号平成30年度高松市一般会計補正予算(第3号)中、保育士確保緊急対策事業費100万円についてお尋ねをいたします。
本予算は、待機児童の解消に向け、私立保育施設等における保育士の確保を図るため、新卒保育士等の私立保育施設等への就職に対して支援を行うための予算とされています。保育士確保策については、今年度当初予算において、新規事業として保育士確保緊急対策事業──これは、高松市内の私立保育所等に保育士として再就職しようとする者、いわゆる潜在保育士にその準備費用として上限10万円を助成するもの、また、高松市内の保育所等で保育実習を行う県外の学生に、往復旅費分を補助するという事業を打ち出しました。しかし、潜在保育士の申請は、現時点でゼロ、県外学生への補助は、夏休み期間中の保育実習が終われば申請がある予定とのことでした。これらのことが意味しているのは、単に目先のお金だけでは、保育士として復職したいと思えない人がたくさんいるということではないでしょうか。
次に、示しますの