2016年6月定例会 伊方原発の再稼働の再考と新規制基準の見直し及び実効性のある避難計画を求める意見書 趣旨弁明
提出者を代表しまして、議員提出議案第4号伊方原発の再稼働の再考と新規制基準の見直し及び実効性のある避難計画を求める意見書について趣旨弁明を行います。
4月14日の夜及び16日の未明に発生した熊本地震は、2カ月以上たった今も、震度4クラスの余震が起こっており、気象庁の発表では、6月12日までに震度1以上の有感地震は、熊本県及び大分県で1,700回を超しています。また、6月17日には、函館で震度6弱、18日には茨城県、20日には広島県北部で、それぞれ震度3の揺れを観測しています。日本列島では今、地震活動が活発化しています。
そして、伊方原発の5キロメートル先には、日本最大級の活断層──中央構造線が走っています。伊方原発は、佐田岬半島のつけ根に位置し、原発より西には約1万人の人々がミカン営農や漁業をなりわいとして、脈々と続いてきた生活を送っています。
私は、先日、佐田岬半島の小さな集落を幾つか訪ね歩きました。緑泥片岩という、もろく平らな岩を積み重ねた岩層の上に民家が建っていました。急峻な斜面は、私でも歩いて上ると一気に汗が吹き出しました。出
2016年6月定例会 予算修正案 趣旨弁明
提出者を代表しまして、議案第80号平成28年度高松市一般会計補正予算(第1号)修正案について趣旨弁明を行います。
第1条第1項中、5億1,719万6,000円を5億719万6,000円に、1,658億1,719万6,000円を1,658億719万6,000円に修正するものです。
詳細といたしましては、歳入のうち、第20款第1項第1目繰越金1,000万円、歳出のうち、第10款教育費、第7項保健体育費、第2目体育振興費のうち、地域密着型トップスポーツチーム支援事業費1,000万円を差し引いたものです。
6月15日の質疑で、高松ファイブアローズが本市に対して1,330万円に上る体育館の使用料を未払いにしていることが判明しました。高松ファイブアローズは、本市のほかに県内外四つの体育館でホームゲームを行っています。うち、過去に未払いが生じたことがある自治体が二つ、今も未払いの状態である自治体が一つ存在することが調査の過程で明らかになりました。
また、高松ファイブアローズ側が市に提出した経営改善計画では、スポンサーの増加と高松市・香川県からの
2016年6月定例会 議案質疑
皆さん、こんにちは。市民派改革ネットの太田安由美です。会派を代表して、今定例会に提出された議案に対する質疑を行います。
まず、議案第80号平成28年度高松市一般会計補正予算(第1号)中、地域密着型トップスポーツチーム支援事業費1,000万円についてです。
高松ファイブアローズは、2005年に設立されたプロバスケットボールチームです。球団の自己破産、申請取り下げを経て2010年より現体制での経営がなされています。球団は、2015年6月──前期末の決算によれば、債務超過額は1億4,000万円、負債総額は1億8,900万円となっています。地域で活躍するトップスポーツチームを応援することに異論はありません。しかし、今季は球団の10年の歴史の中で初めての黒字化が見込まれていること、また、新たなスポンサーが多数集まったことを受けて、以下お伺いいたします。
現時点で、高松ファイブアローズが本市に対して未払いになっている体育館使用料を含む金額は幾らか、お答えください。
今回の補正予算では、1,000万円の完全出資となっていますが、無利子貸付という