2019年6月定例会 討論
市民派改革ネットを代表して、ただいま議題になっております議案第135号高松市副市長選任について反対の立場で討論を行います。 私たちは、副市長候補の人格や経歴を問題にしているのではなく、市民から遠い存在にある副市長ポストについて、今回のような人選がいつまでも続くということは不透明であり、選び方に問題があるという立場で、同意できない理由を以下述べさせていただきます。 副市長の人選は、市長専属の権限ではありますが、就任に当たっては、議会の同意を必要としています。市長は、多核連携型コンパクト・エコシティの推進や中心市街地の活性化などに力を入れており、国とのパイプが必要ということで、当初から国土交通省の出向者が選任されています。今回の選任で、国土交通省からの出向者は4人目ということになります。 8年前の本会議において、副市長ポストを国の出向者の席として固定化していくのかという質問に対し、市長はコンパクトで美しいまちづくりや観光振興など、本市が抱えている懸案事項を踏まえ、国土交通省から迎えることが最適であると判断したものであり、今後、これを固定化し、継続して
2019年6月定例会 討論
市民派改革ネットを代表して、今定例会に提出されている議案に対する討論を行います。 議案第119号令和元年度高松市一般会計補正予算(第1号)中、高松城跡整備事業費110万円及び債務負担行為3億5,334万2,000円、文化芸術ホール管理運営費167万4,000円、低所得者・子育て世帯向けプレミアム付商品券事業費5億7,528万6,000円、給食センター管理運営費、債務負担行為8億1,312万円、議案第123号高松市スポーツ施設条例の一部改正について、議案第125号高松市消防手数料条例の一部改正について、以上、反対討論を、議員提出議案第7号児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書、議員提出議案第8号選択的夫婦別姓制度についての国会審議を求める意見書、議員提出議案第9号加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書、議員提出議案第10号太陽光発電施設に係る早期の法整備を求める意見書について賛成討論を行います。 まず、議案第119号中、高松城跡整備事業費110万円及び債務負担行為3億5,334万2,000円についてです。 これは、桜
2019年6月定例会 一般質問
【太田】 一般質問、大項目の1は、交通バリアフリーについてお伺いします。 先日、高松市道において車で信号待ちをしていた際、電動車椅子に乗った方が横断歩道を渡っていましたが、渡り切った先の歩道の勾配がきつく、電動車椅子が今にも後ろに倒れそうになっていました。 渡り切った先の歩道で動かないでいるので、慌てて駆け寄ると、ここの信号はいつも渡りにくいとおっしゃいました。段差を通った際に、固定していた携帯電話が落ちて、拾ってくれる人があらわれるのを待つために、その場でとまっていたそうです。 車椅子・ベビーカー・手押しカートなどを使用している高齢者・視覚障害の方など、いわゆる交通弱者と呼ばれる人々にとっては、歩道の段差や勾配など、ちょっとしたことが重大な危険を引き起こすことがあります。 後日、この横断歩道に調査に行くと、車道よりも歩道面が20センチも高いマウントアップ形式と呼ばれる歩道でした。高い歩道から横断歩道に向かう急な斜面のアスファルトがひどくひび割れて、でこぼこな上に、車道への段差を埋める処理をしていないので、車椅子が倒れやすいなどの問題があると感じ