2020年11月臨時会 討論
【太田】市民派改革ネットを代表して、今臨時会に提出されている議案について討論を行います。 議案第138号令和2年度高松市一般会計補正予算(第7号)中、行政改革推進費3,194万1,000円についてです。 政府の発表によると、11月1日時点でのマイナンバーカード交付枚数は約2,777万枚、人口比にして21.8%です。このマイナンバーカードを所持している人のうち、さらにマイナポイントを申請した人は11月18日時点で931万人です。マイナンバーカード所持者の中でも申請者は33%、人口比で見るとたった7%の人しかマイナポイントを申請していないことになります。この割合を高松市の人口比に当てはめてみると、単純計算で1人のマイナポイント申請に約2,600円の広報・支援費が使われることになります。市長は、質疑答弁の中で、費用対効果はあると明言されていましたが、果たしてこれだけの税金をつぎ込んで7%の人だけが申請をしている事業に費用対効果があるのか非常に疑わしいです。 今回の補正予算は、本市におけるマイナポイント事業の広報に係る予算で、全額国費となっています。しか