2016年9月定例会 提出議案趣旨弁明
意見書はこちら→https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/27186.html 議員提出議案第5号政治分野への男女共同参画推進法の制定を求める意見書について、提出者を代表して趣旨弁明を行います。
昨年8月、国会において自民・民進・公明党などの賛成多数で女性活躍推進法が成立し、働く場面で活躍したいという希望を持つ全ての女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するために、女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や女性の職業選択に資する情報の公表が、事業主に義務づけられました。
しかし、女性参政権行使70年目を迎えた我が国では、今なお、女性の政治分野への参画は低迷しています。都道府県議会の女性議長は、47都道府県議会のうち、滋賀県議会議長のみとなっており、市区町村議会議長においても、1,721議会のうち、女性議長は40議会にとどまっています。
女性の政治参画を進めなければならない理由として、まず、女性への差別的な扱いをなくし、社会的立場を向上させるということが挙げられます。
2016年9月定例会 一般質問
【太田】 項目1の質問、高松市における公共施設についてお伺いします。
ここ5年間で、総事業費が20億円を超える高松市の施設は、高松市美術館大規模改修約22億円、高松市こども未来館約40億3,000万円、屋島陸上競技場再整備約67億5,000万円などがあり、また、現在、ヨット競技場再整備や危機管理センターの建設が進行中で、公共施設の建設ラッシュの様相を呈しています。公共施設とは、地方自治法第244条で、「住民の福祉を増進する目的をもつてその利用に供するための施設」と定義されています。
また、多額の税金を投じて整備される施設であるからには、市民にとって必要とされ、誰でも使いやすい施設でなければならないことは言うまでもありません。
二つの公共施設について質問します。
ことし4月にオープンしたばかりの、あじ竜王山公園のトイレには、手洗い設備がありません。当初、トイレに除菌スプレーを置いて対応していましたが、来園者からの多数の苦言により、現在はトイレの前にポリ容器の簡易手洗い設備を設置し、2日に一度の割合で山の麓から水を運び、入れかえを行っ
2016年9月定例会 議案質疑
【太田】 市民派改革ネットを代表しまして、今定例会に提出されております議案について質疑を行います。
まず、議案第96号平成28年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、学校給食センター建設事業費2億8,874万2,000円についてお伺いします。
学校給食の調理場がセンター化されることで、これまでの顔の見える給食から顔の見えない給食になります。自校方式の給食は、ふんわり漂ってくる香りや食器を洗う音、調理過程を五感で感じ、記憶に残すことができます。働く人の姿がそこにあることで、給食から学ぶことが多々あります。その記憶の豊かさは、やがて子供たちの財産となります。
補正予算での給食センター建設は、児童生徒数の急増に伴い整備をするとありますが、高松市が昨年発表した人口ビジョンでは、24年後の2040年には、ゼロから14歳の年少人口は2010年比37%減と、減少率が世代区分の中でも最も高く、児童の数は一定の時期にピークを迎え、減少していくことを、市が明らかにしています。その中で、あえてセンター化することは矛盾があるのではないでしょうか。
現在の