2015年12月定例会 補正予算修正案趣旨弁明
こんにちは。市民派改革ネットの太田安由美です。
提出者を代表して議案第126号平成27年度高松市一般会計補正予算(第3号)修正案について趣旨弁明を行います。
第2表債務負担行為のコミュニティセンター管理運営費25億4,665万8,000円を24億9,441万4,000円に減額修正するものです。
詳細といたしましては、平成28年度から平成32年度までの一宮コミュニティセンター管理運営費5年分──合計5,224万4,000円を差し引いたものです。
当該コミュニティ協議会は、高松市の指定管理を受けてコミュニティセンターの管理運営を行っています。そもそも指定管理者制度とは、多様化する市民ニーズに、より効果的・効率的に対応するため、公の施設の管理に民間事業者等の持つノウハウを活用しつつ、住民サービスの向上と経費の節減を図るために設けられた制度です。
地方自治法に基づく公の施設の管理については、市議会の議決を経て指定される指定管理者に委任されます。御存じのように、現在、当該コミュニティ協議会においては、高松市からの補助金・交付金に関する業
2015年12月定例会 一般質問
こんにちは。市民派改革ネットの太田安由美です。本日最後の一般質問となります。 初めに、精神疾患の一つである依存症についてです。
アルコール依存症は、国連世界保健機関──WHOで認められた精神疾患の一つで、診断基準は、疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10版、通称ICD-10によります。このICD-10による国内のアルコール依存症者の推計人口は、2013年の厚生労働省研究班の報告によれば、男性95万人、女性14万人、合計109万人に上ります。しかし、同じく厚生労働省の患者調査によると、アルコール依存症の受診患者数は、2005年に4万人超で、年度の違いを勘案しても、ICD-10の基準に合致するアルコール依存症者の約5%程度でしかありません。
昨年6月に、アルコール健康障害対策基本法が施行され、国を挙げてアルコール依存症対策への取り組みがようやく始まりました。高松市においては、これまでも保健センターでアルコール依存症患者の家族の集いを開催したり、ホームページや「広報たかまつ」において自助グループの案内や相談窓口を掲載するなど、おおむね細やかな