2017年9月定例会 討論
市民派改革ネットを代表して、討論を行います。
議案第95号平成29年度高松市一般会計補正予算(第2号)中、屋島山上拠点施設整備事業費1,316万8,000円、同債務負担行為6,400万円、議案第99号高松市屋島山上観光駐車場条例の制定について、議案第107号財産の取得について、これらは全て屋島活性化推進事業にかかわるものであることから、一括して反対討論を行います。
まず、議案第107号において、用地取得費は7億8,975万1,432円であることが明らかになりました。これは、あくまで用地取得のみの金額で、市道認定されたことにより、今後、維持管理費が毎年必要になります。そもそも、赤字路線で経営が立ち行かなくなり、その道路がなければ市民に不都合が生じるおそれがあるのであれば、まだ、自治体が買い取って再生させるという意図は理解できますが、屋島ドライブウエイについては赤字でもなく、これまでも十分に民間の力を発揮してきた路線です。なぜ、わざわざ市が買い取って無料化にするのか、市民に十分な説明がなされていません。官から民への流れにも逆行しています。
2017年9月定例会 一般質問
【太田】 市民派改革ネットの太田安由美です。
一般質問を行う前に一言申し上げます。
一部議員の私語により、質問者及び答弁者の発言内容が聞き取れないと、傍聴に来られた市民の方から声がありました。これに関しては、以前、議長に対して、議事運営に関する申し入れを行っております。議長におかれましては、十分配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
では、一般質問に入ります。
私は、7月25日から28日、労働政策や特区に関する問題を学ぶため、韓国を訪れました。
ソウル市の非正規労働者の雇用形態改善政策やマニフェスト実践本部、経済自由特区における営利病院の建設阻止運動など、民主的で草の根的な政策や運動を多く見聞きすることができました。
全国の超党派の議員が中心となった視察団でしたが、私と植田議員は日程をずらし、全羅北道にある、群山市を訪問しました。ソウルから高速バスで3時間半ほどの韓国南西部に位置する群山市は、人口約28万人、面積約680平方キロメートルの都市です。主な産業は、造船・機械部品生産・自動車産業、また、太陽光・風力発