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議事録

2016年6月定例会 議案質疑

6.15.2016

皆さん、こんにちは。市民派改革ネットの太田安由美です。会派を代表して、今定例会に提出された議案に対する質疑を行います。
 まず、議案第80号平成28年度高松市一般会計補正予算(第1号)中、地域密着型トップスポーツチーム支援事業費1,000万円についてです。
 高松ファイブアローズは、2005年に設立されたプロバスケットボールチームです。球団の自己破産、申請取り下げを経て2010年より現体制での経営がなされています。球団は、2015年6月──前期末の決算によれば、債務超過額は1億4,000万円、負債総額は1億8,900万円となっています。地域で活躍するトップスポーツチームを応援することに異論はありません。しかし、今季は球団の10年の歴史の中で初めての黒字化が見込まれていること、また、新たなスポンサーが多数集まったことを受けて、以下お伺いいたします。
 現時点で、高松ファイブアローズが本市に対して未払いになっている体育館使用料を含む金額は幾らか、お答えください。
 今回の補正予算では、1,000万円の完全出資となっていますが、無利子貸付という形での検討はなされなかったのでしょうか。
 地域密着型トップスポーツチームとはいえ、一民間企業への税金投資となれば慎重にならざるを得ないはずですが、5月23日に高松ファイブアローズ側から出された支援要望に対して、市長は6月1日の定例記者会見で、早々と出資の御決意を表明されています。なぜ、この短期間で1,000万円という多額の出資の判断ができるのでしょうか。税金であるからこそ、慎重な判断が必要なはずです。
 支援要望から出資の政策決定までの過程をお答えください。
 また、ことし4月、球団に所属していた選手が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されています。不起訴処分となったものの、球団による監督不十分の面もあったのではないでしょうか。子供たちに夢を与える立場の選手が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されたことに対する考えについてお答えください。
 また、監督不十分ともとれるチームへの税金からの出資に問題はないのか、お答えをください。
 単なる出資だけが支援ではなく、施設利用の優遇や人材派遣、選手の誘致など、自治体としてできる支援はほかにも考えられますが、単に試合を見せるだけのプロスポーツチームではなく、地域にしっかりと根をおろし、子供たちに夢を与える地元になくてはならない存在になり得るために、今後、どのようにチーム支援にかかわっていくのか、お考えをお聞かせください。
 次に、高松城天守復元資料収集懸賞事業費、債務負担行為3,000万円についてです。
 本市では、これまで天守内部の状態を明らかにする写真や図面などが見つかっておらず、復元について現状変更の文化庁の許可が得られない状況になっており、必要な資料を懸賞金をかけて募集するものです。
 これまで、島根県松江市が松江城の整備を進めることを目的として、大手門の復元に必要となる資料に500万円の懸賞金を、県内では丸亀市が、丸亀城のやぐら復元を初め、京極氏時代の完全復元を目指す上で必要となる写真資料を総額1,000万円の懸賞金をかけて募集をしてきました。
 丸亀市では2004年から資料収集に本格的に着手していますが、必要とされる資料はこれまで集まっていません。
 松江城に至っては、懸賞金をかけていたにもかかわらず、天守からすぐ南の松江神社において、松江市史編さん事業の基礎調査を行っていた市職員らが、偶然、必要な祈祷札を発見。発見された松江神社は懸賞金の受け取りを辞退しました。
 以上のことを踏まえて、3,000万円という多額の税金をかけて期待できる効果について、どのようにお考えか、お聞かせをください。
 重ねて、懸賞金3,000万円の額の根拠について、明確にお答えください。
 次に、B型肝炎予防接種費4,900万円についてです。
 厚生労働省の予防接種基本方針部会が2月5日、B型肝炎ワクチンを、ことし10月から予防接種法に基づく原則無料の定期接種にすることを了承したことを受けたものです。B型肝炎ワクチンには、ビームゲンとヘプタバックスの2種類があります。このうち、ビームゲンの製造元は化血研──化学及血清療法研究所です。
 2015年6月に、化血研が製造販売する複数の血液製剤とワクチンが、承認内容と異なる製造方法により製造されていることが判明しました。このため、血液製剤及び既に国家検定も終了していたワクチンについても、厚生労働省は同年9月までの出荷停止を要請しました。その中には、B型肝炎ワクチン──ビームゲンも含まれていました。また、ビームゲンには、添加物としてチメロサールという水銀化合物が含まれています。厚生労働省では、調査資料──インフルエンザワクチンに含有されるチメロサールの安全性に関する調査結果についての中で、国民の水銀への暴露量を低減させる観点から、引き続きチメロサールの除去・低減に向けた努力を続けることが適切であるとしています。
 予防接種ガイドラインによると、10歳以下の小児への投与量は0.25ミリリットルとなっていますが、ビームゲン・ヘプタバックスともに0.5ミリリットル規格はありますが、0.25ミリリットル規格はビームゲンしか存在しません。よって、必然的にビームゲンを接種することになると予測されますが、製造元の化血研は、さきの熊本地震で被災し、ワクチン・血液製剤の生産設備が操業停止状態となっていました。
 化血研は、先日、9月下旬までにB型肝炎ワクチンを除く、全製品の生産設備が復旧するとの見通しを明らかにしましたが、10月からの定期接種化にB型肝炎ワクチン製造の復旧がおくれた場合の対応についてお答えください。
 また、10月からの定期接種化、さらに1歳までに3回の接種となれば、4月生まれの子供の予防接種スケジュールは、かなりタイトなものになります。さらに、接種予定日の当日に体調不良で延期をすることは、乳幼児においては、しばしばあることです。
 仮に、1歳までに3回の接種が受けられなかった場合の対応は、自費での接種になるのか、また、公費での接種になるのか、明らかにしてください。
 次に、議案第81号高松市墓地条例の一部改正についてです。
 姥ケ池東墓地の再整備により、墓所使用料を現行の1平方メートル当たり9万円から18万9,000円に改めるものです。姥ケ池東墓地の墓所1区画は、おおむね2平方メートル弱であることから、市民の負担は37万円前後になることが予測されます。
 これまでの無縁墳墓、墓所区画の整備に本市は、平成21年の墓地整備計画より2億4,676万7,000円を投入して事業を行ってきています。結果、姥ケ池東墓地には、500区画の新規墓所を整備できる予定です。
 しかしながら、今回の条例改正によって、いきなりの使用料の倍増は、市民にとって非常に苦しいものがあります。自治体によって公営墓地の使用料の納付方法は異なりますが、やむを得ず一括納付ができない場合、分割納付という方法は考えられないのか、お答えください。
 また、倍増ではなく、段階的な引き上げは不可能か、あわせてお答えください。
 立地的に見ても、やはり、いまだ駐車場問題は根本的には解決されておらず、また、急峻な斜面ということもあり、さまざまな状況を勘案すると、一概に市内民間墓地との使用料の比較はできません。
 最後に、墓地整備によってできた新規区画の需要は年間、何カ所を見込んでいるのか。また、整備費を償還するために、全区画の貸出をいつまでに終える予定なのか、お答えください。
 以上で質疑を終わります。

 

◎市長(大西秀人君) 33番太田議員の質疑にお答え申し上げます。
 議案第80号平成28年度高松市一般会計補正予算(第1号)中、地域密着型トップスポーツチーム支援事業費1,000万円のうち、まず、支援要望から出資の政策決定までの過程についてであります。
 高松ファイブアローズのBリーグへの参戦が決定いたしますとともに、メーンスポンサーが決まり、後援会組織が結成されるなど、経営体質の強化が図られたことを受けまして、今後の支援策について、県と協議を行うなど、検討を重ねてまいったところでございます。そして、このたび、球団から、本市及び県に対しまして、正式に支援の要望書が提出されましたことから、要望内容を検討の上、県と連携して出資を行う方向で政策決定をした次第でございます。
 次に、大麻取締法違反容疑で選手が逮捕されたことに対する考えについてであります。
 元選手の逮捕事案につきましては、事実とすれば、スポーツ選手にあるまじき行為であり、私といたしましても大変遺憾に存じております。
 次に、監督不十分ともとれるチームへの税金からの出資に問題はないのかについてであります。
 球団には、選手を管理する責任があり、本事案の発生を未然に防止できなかったことは遺憾であると存じます。球団は、選手の管理が不十分であったことを反省し、参入するBリーグとも連携をして、選手への教育の徹底を図るなどの再発防止策を実施することとしておりまして、これを踏まえて、出資を行うこととしたものでございます。
 次に、今後、どのようにチーム支援にかかわっていくのかについてであります。
 これまで、本市では、高松ファイブアローズに対して、ユニホーム等への本市ロゴの掲載や、ホームページ等での情報発信、市有施設の優先使用、児童生徒に対する公式戦の観戦招待事業などの各種支援を実施してきたところであり、球団も、学校訪問や部活動指導などの地域貢献活動を実施してきているところでございます。
 今後は、出資者として、高松ファイブアローズがこれまで以上に子供たちに夢を与え、地域の方々に愛され、地域の活性化にも資するようなチームとなるよう、県や民間支援者とも連携をして、必要な支援を継続して実施してまいりたいと存じます。
 なお、その他の件につきましては、関係局長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。

 

◎市民政策局長(城下正寿君) 33番太田議員の質疑にお答え申し上げます。
 議案第81号高松市墓地条例の一部改正についてのうち、一括納付ができない場合、分割納付という方法は考えられないのかについてでございますが、墓所の使用料は、永代にわたり墓石等を建てるために、その土地を借りて使用することができる、いわゆる永代使用権の対価とされるものでございます。
 現行の本市墓地条例におきましては、墓所を使用しようとする者は、その許可を受ける際、使用料を前納しなければならないとされており、墓所使用料は墓石等を建てる前に一括納付をしていただくこととなっております。
 お尋ねの、墓所使用料の分割納付につきましては、本市を除く46中核市のうち、制度化をしておりますのは3市にとどまっており、実際に利用される方も、ほとんどいないとお聞きしております。
 本市といたしましては、このような中核市の状況も踏まえた上で、墓所使用料が安易に設置または収去されることのない墓石等を永代設置するための土地使用料であることに鑑み、そのような土地使用を開始する前に、所要の経費を完納していただくことが社会通念にかなうものと存じますことから、現時点では一括納付が適切と存じており、分割納付制度を設ける考えはございません。
 次に、倍増ではなく、段階的な引き上げは不可能かについてでございますが、現在、姥ケ池東墓地を含む本市墓所使用料につきましては、受益者負担の原則に基づき、墓地整備費を墓所整備面積で割り戻した1平方メートル当たりの整備単価を基礎とし、これに一定の調整を加えて設定することとしています。
 このたびの姥ケ池東墓地につきまして、1平方メートル当たりの整備単価は約25万円と算定されますが、この単価は現行使用料の9万円に比べ大幅な増額となりますことから、現行の使用料の2倍の18万円に調整をし、30年分の清掃手数料9,000円を加えて、1平方メートル18万9,000円に改正しようとするものでございます。
 このように、姥ケ池東墓地の改正後の使用料は、本来の整備単価に比べ低く調整をしていることに加え、改正後の墓所使用料にまで段階的に引き上げるといたしますと、同時整備の墓所であるのにもかかわらず、墓所使用許可をする時点の違いによって納付いただく墓所使用料に格差が生じますことから、使用料の段階的引き上げにつきましては、できないものと存じております。
 次に、新規区画の需要は年間、何カ所を見込んでいるのかについてでございますが、平成21年度から27年度までの7年間における姥ケ池東墓地周辺の墓地の応募状況は、年平均約50件程度となっております。
 昨今、市民の墓地に対する意識が変わりつつあるとされておりますが、今後、当分の間につきましては、市街地における墓所需要は同程度持続されるとの想定のもと、年間50区画程度の貸し出しを見込んでいるところでございます。
 また、整備費を償還するために、全区画の貸出をいつまでに終える予定なのかについてでございますが、先ほど申し上げましたように、現行使用料に比べ大幅な増額となるのを勘案し、使用料の調整をしておりますことから、整備費の全額を償還することはできませんが、お尋ねの全区画貸し出し終了予定の年次につきましては、500区画の整備を予定しており、年間50区画程度を貸し出す前提で、本年度より10年を要するため、おおむね平成37年ごろには貸し出しを終了するものと想定をしております。

 

◎健康福祉局長(田中克幸君) 33番太田議員の質疑にお答え申し上げます。
 議案第80号中、予防接種費4,900万円のうち、10月からの定期接種化にB型肝炎ワクチン製造の復旧がおくれた場合の対応でございますが、複数の医薬品業者に在庫状況及び供給の見込みについて確認いたしましたところ、ことし秋以降も継続して供給することが可能である旨、回答をいただいております。
 なお、本市では、化血研以外の業者も含め、3種類のワクチンを購入することとしており、ワクチンの供給に支障を来すことはないものと存じております。
 次に、1歳までに3回の接種が受けられなかった場合の対応でございますが、接種費用につきましては、長期の療養などにより所定の期限内に接種できない場合、他の予防接種では公費負担となる特例が認められております。
 お尋ねの、B型肝炎予防接種の対応につきましては、近日中に改正される予防接種法施行令におきまして、その詳細が規定される予定でありますことから、現段階では未定でございます。
 なお、国が主催する予防接種担当者会議が、今月末に開催される予定でございますことから、その方針に基づき適切に対応してまいりたいと存じます。

 

◎創造都市推進局長(土岐敦史君) 33番太田議員の質疑にお答え申し上げます。
 議案第80号中、地域密着型トップスポーツチーム支援事業費1,000万円のうち、高松ファイブアローズが本市に対して未払いになっている金額についてでございますが、1,333万8,750円でございます。
 次に、無利子貸付という形での検討はなされなかったのかについてでございますが、今回の支援の目的は、Bリーグへ参入するための条件であります、平成30年6月末までの債務超過の解消でございますので、新たな債務となる貸し付けは適しないものと考えたところでございます。
 次に、高松城天守復元資料収集懸賞事業費、債務負担行為3,000万円のうち、多額の税金をかけて期待できる効果についてでございますが、これまで天守復元に向けた資料収集を進めてまいりましたが、復元に必要不可欠とされる内部の状況を明らかにする図面等の発見には至らず、今回、懸賞金制度を導入し、多くの方々に関心を持っていただくことにより、新たな資料の発見の可能性を高めることとしたところであります。
 次に、懸賞金3,000万円の額の根拠についてでございますが、他市における類似の懸賞金の額を参考にするとともに、高松城では城郭における最も重要な建造物である天守の復元ということを考慮し、懸賞金の額を3,000万円といたしたものであり、高松城跡の天守復元は、文化財としての重要性や観光資源としての魅力の向上など、本市の活性化を図る上でさまざまな波及効果が期待できるものと存じます。

 

【再質疑】

2点、再質疑をさせていただきます。
 まず、1点目、大項目、議案第80号一般会計補正予算(第1号)のうち、中項目(2)高松城天守復元資料収集懸賞事業費、債務負担行為3,000万円の小項目②懸賞金の額の根拠についてです。
 ただいまの御答弁で、他市における類似例を参考にし、最も重要な天守だからというお答えでした。
 最も重要な天守だから3,000万円というのは、根拠にはならないと思います。極論すれば、天守が立派だからという理由であれば、3月定例会の代表質問で1億円を出してでもという言葉があったように、5,000万円や1億円でもいいんじゃないかということになります。そうではなくて、3,000万円という、はっきりした額を議案で提出されています。そこには明確な根拠が必ずあるはずです。
 そこで再度お伺いいたします。
 懸賞金3,000万円の額の根拠について明確にお答えください。
 2点目、大項目、議案第81号高松市墓地条例の一部改正についてのうち、中項目(1)一括納付ができない場合、分割納付という方法は考えられないのかについてです。
 墓地整備によってできた500区画をきちんと貸し出しして、できる限り、事業費償還をしないといけません。質疑の中で述べたとおり、姥ケ池東墓地は駐車場や地理的条件など不安要素が多いです。高額で前納ができないことが理由で区画が埋まらないのでは元も子もありません。他都市での分割納付の利用実績がないということですが、再度お伺いいたします。
 やむを得ず一括納付ができない場合、分割納付という方法は考えられないのか、お答えください。
 以上で再質疑を終わります。

 

◎市民政策局長(城下正寿君) 33番太田議員の再質疑にお答え申し上げます。
 議案第81号高松市墓地条例の一部改正のうち、一括納付ができない場合、分割納付という方法は考えられないのかについてでございますが、先ほども申し上げましたように、墓所使用料の分割納付につきまして、中核市の状況を調べましたところ、本市を除く46中核市のうち、制度化をしておりますのは3市にとどまっております。さらに、実際に利用される方も、ほとんどいないとお聞きをしておるところでございます。
 本市といたしましては、このような中核市の状況も踏まえた上で、墓所の使用料が安易に設置または収去されることのない墓石等を永代にわたって設置するための土地使用料であるということに鑑みまして、そのような土地使用を開始する前に所要の経費は完納していただくことが社会通念にかなうというふうに考えますことから、一括納付が適切と存じております。分割納付制度につきましては、今のところ設ける考えはございません。御理解を賜りたいと存じます。

 

◎創造都市推進局長(土岐敦史君) 33番太田議員の再質疑にお答え申し上げます。
 議案第80号中、高松城天守復元資料収集懸賞事業費、債務負担行為3,000万円のうち、懸賞金3,000万円の額の根拠についてでございますが、先ほども申し上げましたように、他市における天守以外の復元についての懸賞金の額とのバランスを考慮し、高松城は城郭における最も重要な建造物である天守の復元でありますことから、懸賞金の額を3,000万円といたしたものでございます。御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

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